Hitotsuyama Racing様主催 「10th Free Practice」。
今回は弊社代表がドライブする Porsche 911 GT3 Cupでの走行についてご紹介します。
走行開始直後。
コース上にはGT3マシン、Cupカー、各カテゴリーのレーシングカーなど、 40台を超える車両が走行。
車両性能も速度域も違う中、 自分自身のペースを作ることは決して簡単ではありません。
序盤は思うようにクリアラップを作れず、 タイムも伸び悩む時間が続きました。
ですが、考えてみれば当然なのかもしれません。
弊社代表が初めて911 GT3 Cupのステアリングを握ったのは今年2月。
まだ、わずか4ヶ月。
通常であれば、 このマシンをまともに走らせることすら簡単ではありません。
ピットではクルー全員でモニターを確認しながら、 代表の走行を見守ります。
すると周回を重ねるごとに、 コーチから学んだことをひとつずつ試していることが 画面越しにも伝わってきました。
ブレーキング。
ライン取り。
アクセルを入れるタイミング。
一気に攻め込むのではなく、 確かめながら徐々にペースを上げていくスタイル。
確実に理解し、 確実に自分のものにしていく。
そして走行を重ねる中で、 ついに大きな結果が生まれました。
カップカーで走るのはほぼ初めてとなる富士スピードウェイ。
その環境の中で、ついに予選通過レベルとなるタイムを記録。
正直、私たちクルーも驚きました。
まさかこれほど早い段階で、 その領域まで到達するとは思っていませんでした。
ただ速く走ろうとするのではなく、 教わったことを理解し、 試し、修正する。
その積み重ねがタイムという結果に表れた瞬間でした。
途中には、 上位カテゴリーで走行するCupカーについていくシーンも。
ピット内ではその様子を見ながら大盛り上がり。
本人曰く、 「必死だった」 とのこと。
ですが、 必死になれば誰でもついていけるわけではありません。
同じ場所でブレーキを踏み、 同じラインを目指し、 前を走るドライバーから学ぶ。
追いかけることでしか得られない経験があります。
本人にとっても、 非常に大きな収穫となった走行でした。
走行後も終わりではありません。
GT300、スーパー耐久 ST-Zクラスでチャンピオン経験を持つ 川合孝汰選手の助手席で確認走行。
疑問点を質問し、 答え合わせをしながら次の課題へ。
午前3時間、午後1時間。
合計4時間にも及ぶフリー走行セッションは終了しました。
速くなるために必要なのは才能だけではありません。
聞くこと。
試すこと。
修正すること。
その繰り返しこそが、 モータースポーツの面白さなのだと感じる一日でした。
次戦へ向けて、 STAR RIZE Racingの挑戦は続きます。