2026.06.14

Alpine A110 R
ホイールまでカーボンにする理由。

Alpine A110 R Carbon Wheel

今回もアルピーヌセンター横浜青葉さんで拝見した Alpine A110 Rについてご紹介します。

カーボンフード。

カーボンルーフ。

カーボンリアスクリーン。

カーボンバケットシート。

ここまで徹底的に軽量化されたA110 Rですが、 驚くべきポイントがあります。

それが……

カーボンホイール。

なんとホイールまでカーボン製です。

なぜホイールを軽くするのか?

車に詳しくない方からすると、 「軽くなるならボディでもホイールでも同じでは?」 と思うかもしれません。

しかし車の世界では、 ホイールやタイヤなど足回りの重量は特別です。

これを 「バネ下重量」 と言います。

車体側の重さとは違い、 タイヤ・ホイール・ブレーキなど、 路面と一緒に動いている部分の重量です。

バネ下重量は走りを変える

よく言われる言葉があります。

「バネ下1kgの軽量化は、

車体10kgの軽量化に匹敵する。」

もちろん単純な計算ではありませんが、 それほど足元の軽さは車の動きに大きく影響します。

ホイールが軽くなることで、 サスペンションの動きが良くなり、 タイヤが路面を捉えやすくなります。

結果として、 ステアリングを切った瞬間の反応、 コーナリング性能、 ブレーキング性能にも影響します。

軽さはパワーになる

速い車を作る方法として、 一番分かりやすいのは馬力を上げることです。

しかしアルピーヌが選んだ方向性は違います。

もっと軽く。

もっと自然に。

もっとドライバーの感覚に近く。

これは初代A110から続く、 アルピーヌらしい考え方です。

数字では測れない速さ

現代では500馬力、600馬力を超えるスポーツカーも珍しくありません。

そんな時代に、 A110 Rが追求したのは単純なパワー競争ではありません。

車との一体感。

曲がる楽しさ。

軽さによる気持ちよさ。

そこに全力を注いでいます。

カーボンホイールは、

見た目のための装備ではありません。

走るため。

感じるため。

ドライバーを楽しませるためのパーツです。

ここまで徹底的に軽量化を追求したA110 R。

スペック表だけでは伝わらない魅力が、 細部に詰め込まれた一台でした。

THE LOT.ではこれからも、 車に込められたストーリーをご紹介していきます。

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