2026.05.12

PCCJ Rd2 / Rd3 岡山国際サーキット
コースウォーク編 “レッドマンコーナー”

岡山国際サーキット レッドマンコーナー

THE LOT.がスポンサーを務めるSTAR RIZE RACING。

Porsche Carrera Cup Japan 岡山 Rd2 / Rd3へ向けたコースウォーク企画。

ホームストレートから始まり、 ウィリアムズ、モスS、アトウッド、 バックストレート、リボルバー、パイパー…

今回ご紹介するのは、 岡山国際サーキット屈指のブレーキング勝負ポイント。

レッドマンコーナー。

そしてドライバー達からは 「ヘアピン1」と呼ばれる場所です。

ここまで比較的リズムよく流れてきたコースが、 突然「止まる」ことを要求してきます。

速く走るためには、 速く止まらなければならない。

サーキットの世界では定番の言葉ですが、 まさにそれを体現するコーナーです。

名前の由来はブライアン・レッドマン

レッドマンコーナーの名前の由来は、 イギリス出身の名ドライバー Brian REDMAN(ブライアン・レッドマン)。

1937年3月9日生まれ。

1959年にモーリス1000トラヴェラーでレースデビュー。

その後スポーツカーレース界で大活躍。

1968年〜1973年のスポーツカー選手権で14勝。

さらに74〜76年にはSCCA F5000チャンピオン、 1981年にはIMSA GTチャンピオンも獲得。

耐久、フォーミュラ、GT。

カテゴリーを問わず結果を残し続けた名ドライバーです。

こうして見ると、 岡山国際サーキットのコーナー名には、 モータースポーツ史そのものが詰まっています。

一気に減速する恐怖

そしてこのレッドマンコーナー。

写真では穏やかなヘアピンにも見えますが、 実際に歩くと印象がまるで違います。

手前までかなり速度が乗った状態から、 強烈な減速が必要になります。

しかもただ止まるだけではありません。

減速しながら、 車の向きを作り、 旋回し、 そして出口へ繋げる。

やることが非常に多い。

カップカーのような高性能車両では、 ほんの少しブレーキが遅れるだけでも大きな差になります。

数mの違いが、 0.1秒以上の差になる世界です。

見た目以上に広い。そして難しい

実際歩いていて感じたのは、 思った以上にコーナーが広いこと。

そして広いからこそ、 ライン選択が難しい。

どこから進入するのか。

どこまでブレーキを残すのか。

どこで向きを変えるのか。

アクセルをどこで開けるのか。

一つズレるだけで、 出口で大きくロスします。

特にレースでは、 前車がいる状態で理想ラインを走れないケースも多々あります。

インを守るのか。

アウトから行くのか。

クロスラインを使うのか。

ここではオーバーテイクも生まれます。

だからこそ、 駆け引きも非常に面白い場所です。

一人で走る速さと、 レースで戦う速さは違う。

歩くと見えてくるブレーキングポイント

そしてコースウォーク最大の発見。

ブレーキング痕です。

黒く残るタイヤ痕。

ラバーの乗り方。

どこまで車が真っ直ぐ止まっているのか。

どこで向きが変わっているのか。

画面では見えない情報が、 足元にたくさんあります。

アイルトン・セナが歩いた理由。

歩けば歩くほど、 その意味が見えてきます。

ヘアピンは減速ポイントではなく、 次の加速の入口でした。

次回も引き続き、 岡山国際サーキットの魅力をご紹介してまいります。

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