THE LOT.がスポンサーを務めるSTAR RIZE RACING。
Porsche Carrera Cup Japan 岡山 Rd2 / Rd3へ向けた コースウォーク企画。
ホームストレートから始まり、 1コーナー、ウィリアムズ、モスS、アトウッド、 そしてバックストレート。
今回ご紹介するのは、 岡山国際サーキットの中でも独特な存在感を放つコーナー。
その名も… 「リボルバー」。
名前だけ聞くと強そうです。
ですが実際歩いてみると、 その名前の意味が少し分かる気がします。
コーナーへ近付くにつれ、 空気感が変わるのです。
リボルバー最大の特徴は、 とにかく長く回り込むコーナーであること。
一度向きを変えたら終わりではありません。
まだ曲がる。
さらに曲がる。
まだ終わらない。
ステアリングを切り始めてから、 ずっと横Gがかかり続けます。
ドライバーからすると、 非常に我慢の時間が長いセクション。
そしてこの「待てるかどうか」が非常に重要です。
速く走る人ほど、 実は焦っていません。
サーキットを走ると、 どうしてもアクセルを早く踏みたくなります。
特に出口が見えると、 人は本能的にアクセルを開けたくなります。
ですがリボルバーは違います。
焦るとすぐ外へ膨らみます。
ラインが少しズレる。
出口速度が落ちる。
次の区間まで全て失う。
たった数十cmの違いが、 ラップタイムを大きく変えてしまいます。
そしてカップカーのようなハイパワーマシンは、 早く踏みすぎるとリアタイヤへ大きな負担もかかります。
タイヤにも優しく、 なおかつ速く。
言葉では簡単ですが、 これが非常に難しいのです。
今回コースウォークをしていて印象的だったのが、 路面に残るライン。
黒く変化したラバー跡。
タイヤカス。
微妙な色の違い。
ドライバー達が何周も何周もかけて作り上げた 「正解」がそこに残っています。
画面越しでは分からないものが、 歩くと見えてきます。
アイルトン・セナがコースウォークを欠かさなかった理由。
少し分かる気がします。
リボルバー。
回転式拳銃の名前。
一瞬で終わる名前に聞こえますが、 実際はじわじわ追い込んでくるコーナーでした。
走りながら、 我慢。
待つ。
そして最後に解放。
まるでコーナーに試されているような感覚です。
コーナーを攻めるのではなく、 コーナーに受け入れてもらう。
そんな感覚がある場所でした。
次回も引き続き、 岡山国際サーキットの魅力をお届けします。