THE LOT.がスポンサーを務めるSTAR RIZE RACING。
Porsche Carrera Cup Japan 岡山 Rd2 / Rd3参戦へ向け、 今回もコースウォークを実施してまいりました。
前回ご紹介した1コーナーを抜けた先。
次に待ち構えるのが、 岡山国際サーキット名物のひとつでもある 「ウィリアムズコーナー」です。
実はこのコーナー、 名前にも歴史があります。
この名前の由来となったのは、 イギリス出身のレーシングドライバー ジョナサン・ウィリアムズ氏。
1942年10月26日生まれ。
1960年にミニでレースデビュー。
1965年にはモンツァ、ゾルダーで優勝。
さらに1966年F3では、 15戦11勝という驚異的な成績を残しています。
1968年にはモンツァF2でも優勝。
まさに当時のヨーロッパを代表するトップドライバーの一人です。
サーキットのコーナー名には、 単なる名称ではなく、 モータースポーツの歴史が刻まれています。
実際に歩いてみると、 まず感じるのがコース幅の広さ。
写真で見る以上に、 進入時の視界が大きく開けています。
しかし、 広いから簡単かと言うと全く違います。
むしろ逆。
ラインの自由度があるからこそ、 正解が難しいコーナーです。
どこから入り、 どこまで我慢して、 どこで向きを変えるのか。
数メートル違うだけで、 次の区間へ大きく影響してきます。
サーキットでは、 速く走るためにブレーキを遅らせたくなります。
しかし、 このウィリアムズコーナーは ただ勢いだけで飛び込むと難しい。
進入速度。
車の向き。
タイヤ荷重。
アクセル開度。
全てを繋げる必要があります。
特にPCCJマシンのような高いグリップを持つ車両は、 ほんの少しの荷重移動でも挙動が変わります。
だからドライバーは、 ただ曲がるのではなく、 車を「作る」ような感覚で操作しているそうです。
アイルトン・セナが毎回欠かさなかったと言われるコースウォーク。
歩いてみると、 その理由が少し分かる気がします。
映像では平坦に見えていた場所。
実際には微妙な傾斜。
細かなうねり。
縁石の高さ。
タイヤカス。
ラバーの乗り方。
現地に来ないと分からない情報が、 本当にたくさんあります。
速さとは、 アクセルを踏むことではなく、 コースを理解すること。
歩くことで見えてくる世界があります。
次回も引き続き、 岡山国際サーキットの魅力をお届けいたします。
次はどのコーナーをご紹介できるのか。
ぜひお楽しみに。