2026.05.19

PCCJ Rd2 / Rd3 岡山国際サーキット
コースウォーク編 “1コーナー”

Okayama International Circuit Turn1

THE LOT.がスポンサーを務めるSTAR RIZE RACING。

現在参戦しておりますPorsche Carrera Cup Japan 岡山 Rd2 / Rd3。

前回ご紹介したホームストレートの先に待ち構えるのが、

岡山国際サーキットの“1コーナー”です。

レースが始まり、

最初に各車が飛び込んでいく重要ポイント。

そして、

「レースは1コーナーで始まる」

と言われるほど、

非常に重要な場所でもあります。

実際に歩くと見えてくるもの

動画や写真では綺麗に見えるサーキット。

しかし実際にコースウォークをすると、

本当にいろいろなものが見えてきます。

まず目に入るのが、

“ラバー”。

タイヤが削れ、

何台ものマシンが通り続けることで、

理想ライン上には黒くゴムが乗っていきます。

つまり、

「速いドライバー達が通ってきた痕跡」

が路面に残っているのです。

どこでブレーキを踏み、

どこで荷重をかけ、

どこでアクセルを開けているのか。

それが少しずつ見えてきます。

タイヤカスも重要な情報

さらにコース脇には、

タイヤカスも大量に落ちています。

レースでは、

高温になったタイヤ表面が削れ、

細かなゴム片が大量に発生します。

これがいわゆる“マーブル”です。

ラインを外れると、

このタイヤカスを拾ってしまうことがあります。

すると一時的にグリップ力が低下。

つまり、

ただラインを走るだけではなく、

「どこを踏まないか」

も非常に重要なのです。

そして実際に歩くと分かる“下り”

写真では分かりづらいですが、

実際に1コーナーへ歩いていくと、

かなり下っていることが分かります。

つまり、

超高速で進入しながら、

下りながら、

ブレーキングを行っているのです。

これが非常に難しい。

下り区間では、

車の荷重が抜けやすくなります。

タイヤへかかる力も変化します。

ブレーキを踏みすぎればロック。

踏み切れなければオーバースピード。

だから1コーナーは、

“勇気”と“繊細さ”

両方が必要なコーナーなのです。

1コーナーは駆け引きの場所

特にレースでは、

ホームストレートのスリップストリームから、

1コーナーへ並びながら飛び込むシーンも少なくありません。

ほんの数センチ。

ほんのわずかな判断ミス。

それだけで接触やコースアウトに繋がる世界です。

しかし逆に言えば、

ここで前へ出られるかどうかが、

レース結果を大きく左右することもあります。

コースには情報が詰まっている

コースウォークをして改めて感じたのは、

サーキットには本当に多くの情報が詰まっているということ。

路面。

ラバー。

タイヤカス。

勾配。

縁石。

全てに意味があります。

だからこそ、

トップドライバー達は歩く。

そしてコースを理解し続けるのです。

速さとは、

ただアクセルを踏むことではありません。

路面を理解し、

荷重を理解し、

タイヤを理解し、

そしてコースを理解すること。

そこに本当の速さがあります。

次回も引き続き、

岡山国際サーキットの魅力をお届けしてまいります。

ぜひお楽しみに。

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