DTMRS ブース
Hycade インスパイア “公道走行可能” コンセプトスープラ
DTMRSさんのブースで、ひときわ異彩を放っていた90スープラ。 一目見た瞬間に「え、これ公道走っていいの…?」と思わせるほど、攻めた造形と完成度。
今回のスープラは、Hycade社による90スープラのコンセプトデザインに感銘を受けて制作された一台。 本来は“実際の生産を想定されたものではない”コンセプトモデルですが――
それをジオメトリー・構造・組み立てから再構築し、実車へ落とし込み、 しかも公道走行可能な状態まで仕上げてしまっているのが驚きです。
コンセプトを「実車」にする技術が異常にすごい
コンセプトデザインは絵として成立していても、 実際に車両へ装着して“走れる形”にするのは別次元の話。
干渉、強度、取り付け、整備性、車両バランス、そして保安基準。 その壁を一つずつ潰しながら、実車として成立させていく必要があります。
このスープラは、まさにそこをやり切っている。 「見せるためのハリボテ」じゃなく、走行前提のリアリティが漂っていました。
コンセプトは“夢”。
でもこの一台は、その夢を現実に引きずり出してきた感じ。
公道を走れる状態まで持っていく技術力、すごいとしか言いようがないです。
パワー・冷却・駆動まで、抜け目ないメニュー
外装のインパクトが強すぎて忘れがちですが、 中身もしっかり“戦闘仕様”。
BM3 Stage2を軸に、吸気はEventuriカーボンインテーク。 冷却もCSFアルミラジエター、さらにCSRのMTオイルクーラーで熱対策まで抜かりなし。
排気はAWE Tuningマフラー、 そしてxHPトランスミッションプログラムで駆動制御もしっかり作り込まれています。
“見た目だけ派手”に見せない、 走るためのロジックがきちんと入っているのがこの車の怖さです。
足まわりとボディワークは完全に別次元
フロントはWAISFABのFハイアングルキット。 これだけで「ただのショーカーじゃない」空気が出ます。
さらにDREAMLIFEのワイドボディキット、デザインテールライトで世界観を完成。 そして足はAir Lift 3H、4ピストン独立空気圧システムという本気のエアサス構成。
ブレンボ強化ブレーキで止まる側も強化、 ホイールはBC Racingホイールで足元のまとまりも完璧でした。
コクピットも“公道→サーキット”の緊張感
室内も一切の手抜きなし。 RECARO Podiumシートに、Sabelt 4点式シートベルト。
ステアリングはJQ Werks Madtrace Racing、 DEFI A1 60Φメーターで情報も視認性も抜群。
そしてStudio RSRのロールケージ。 見た目の演出じゃなく、車両としての格が一段上がるポイントです。
THE LOT.的 見どころ
- Hycadeデザインを“実車”へ落とし込んだ異常な再構築力
- 公道走行可能に仕上げた技術力と完成度の高さ
- BM3 Stage2+吸排気+冷却強化で中身も本気
- ハイアングルキット&エアサス3Hで足まわりまで抜かりなし
- RECARO/Sabelt/ロールケージでコクピットも戦闘モード
コンセプトカーのような造形を、 “ただの展示物”で終わらせず、実際に走れるクオリティまで持っていく。
目立つだけじゃない。 構造も、機能も、思想も全部揃っているからこそ異彩を放つ。
完成度高め――いや、完成度が高すぎる。 DTMRSさん、これは本当にとんでもない一台でした。